ラミネートベニアとは歯の表面をごくわずかだけ削り、歯の色をした薄いセラミックの板(付け爪のようなもの)を貼り付けて見かけを改善する治療法です。

大阪東京名古屋ならオールセラミック治療の料金が5万以下で安い！？



以前は歯の全周を大きく削ってかぶせもの(クラウン)を入れるのが普通でした。

でも、そのためには健康な歯を大きく削るリスクが伴います。ラミネートベニアは歯の表面をホンの薄く削るだけですので処置が簡単(治療期間が短くて済みます)で、折角の健康な歯の神経にも影響がありません。歯の色が悪い、歯並びが悪い、ガミースマイル(笑うと歯茎が出る)といった口元のコンプレックスを持った人は意外に多いものです。これらを治療し、改善する審美歯科はいわば「歯のエステ」でしょうか。

一昔前ですと笑った口元から金歯がキラリなどというのがセレブっぽかったのですが、やはり白い自然な感じの歯が一番です。そのための最適な治療法がラミネートベニアです。この治療法は20年ほど前からあります。ただ当時はプラスチック(レジン)を材料にしていました。プラスチックは柔らかく、水を吸う性質があるので変色したり強度に問題があったりしました。そこで登場したのがセラミック(ポーセレン)です。

セラミックを使ったラミネートベニアは天然の歯に近い色や光沢ですので変色しにくくなり、材料が丈夫になったので表面がすり減ったりすることもほとんどありません。また、貼り付ける接着剤も良くなったので、割れたり、はがれたりすることもほぼなくなりました。メリットとしては、歯の白い状態が長く保てる・汚れに強いので磨くのが楽になる・金属を使っていないのでアレルギーがない・歯の神経を取らないで済むので健康的・削る量が少ないので治療期間が短くて済む、などです。

いいことづくしみたいですが、デメリットもあります。なんといっても治療費の高いことでしょうか。歯は体の大切な一部です。安いからといって不安の残る治療はご免蒙ります。保険適用外ですので安いわけにいかないのは仕方のないことですが、同じ精度の治療が叶うのであれば安いに越したことはありません。オールセラミックの治療費は高いところですと1本10万円以上。最安値で5万円くらいが相場でしょうか。

一般的には東京や大阪といった大都会は割高の傾向にあるようです。1本2万円などという最安値を通り越した破格値もありますが、値段と技術を加味すれば1本5~7万円が妥当と思われます。

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